弊社のお客様である精輝工業様が事務所をリニューアルしたいという事でご相談を受け、備品、内装工事の提案施工をさせて頂きました。築数十年の鉄筋コンクリート製の建物で元々塗装壁でしたが、少しもろくなっており再塗装に気を使いましたが問題なく塗装させていただきました。お客様と随時打ち合わせをしながら問題なく引き渡しさせて頂き喜んでいただきました。
改修工事は新築工事と違い、既存の壁材、床材、天井材を剥してみないと下地材や補強材の状況がわからないので結構難易度が高くなります。
今回は壁工事、床工事、天井工事についてビフォーアフター形式でご案内させていただきます。
施工レポート
まずは壁の補修工事について説明させていただきます。壁の塗装をする前に壁がはがれ下地が見えている所の補修を行いました。本当は写真よりもう少し小さい範囲での傷みでしたが40年以上前の壁で下地が土壁のようにボロボロはがれてくるので一定の範囲でカットして補修をすることにいたしました。和風建築の壁に用いられ、さわればぼろぼろはがれる漆喰のような壁下地でしたので近い素材、色で下地補修をかけました。後述の床工事にも言えることですが、この下地補修については一番気を付けなくてはならない工程で、これがいい加減だと色を塗りなおした後、光の当たり具合で凸凹が見えてくることで明らかに直したところがわかり、あまり恰好の良い物にはなりません。下地補修をした後、上から塗装した状態になります。まだ周りは以前のままの壁ですので汚れの無い新たに塗装したところとははっきり違いが出ています。最終の仕上がりについてはこれからさらに壁全体を塗装しますので後述の写真をご覧ください。続きまして床工事について説明させていただきます。床工事の着手前の画像になります。シート貼りですが色が剥げているのと長年の汚れで見た目がかなり悪くなっております。床の下地の状態は既存の床材をめくらないと状態がわかりません。既存床材をめくる時はどのような状態になっているかわからないので緊張します。ちなみにこの写真の壁については再塗装で仕上がった状態になっております。既存の床材の長尺シートを剥しましたが、心配をしていた大きな補修の必要性もなくモルタル塗りにて床を平らな状態に補修いたしました。この工程でいい加減な施工をすると床が仕上がった後に床が波打つようになり、ひどいときはビー玉を置くと自然にころがるようなことになります。床の仕上げ材ですが部屋中において、最近は50センチ角のカーペットいわゆるタイルカーペット敷きが多いですが、少しクッション素材の入った長尺シート貼りをされるケースもあり今回は長尺シート貼りにて施工させていただきました。
続いて天井工事について説明させていただきます。以前は天井にクロスを貼られていましたが何十年もの歳月の中でかなり汚れているのが見て取れます。天井には必ず照明設備が付いています。天井を張り替えたり塗り替えたりする場合、塗り替えの場合は照明器具に養生を施しそこをよけて塗装するという方法もありますが、張り替えの場合は照明器具を外す必要があるので電気屋さんの仕事も絡んできます。今回は汚れた天井の上にボードを貼るという方法で改修を行っています。ボードを上から貼ることで既存の天井をはがす手間を省くことができ、コストダウンと施工期間の短縮が実現いたします。汚れた天井が見違えるようなきれいな天井に変わっていきます。天井も仕上がり、改修前の空間とは見違える空間ができあがりお客様にも喜んでいただきました。今回は家具備品新設、壁、天井、床、の改修をさせていただいましたが、照明工事や床を上げたOAフロア工事、扉改修・新設工事、空調工事、給排水工事等様々な工種の提案施工もさせて頂きます。
施工データ
会社名 | 精輝工業 株式会社 |
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WEBサイト | https://seiki-kougyo.jp/ |
事業内容 | 工場内クレーン及びホイストの販売、修理、点検 |
所在地 | 滋賀県守山市三宅町 |
ご提供したサービス | オフィス家具工事、床工事、壁塗装工事、天井ボード貼り工事 |
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